世界のマッサージ事情④ フィリピンの2

カラダリズム戸塚原宿店です。
コロナウィルスが国内で減ったかと思えばまた増えて、どうも厄介な事態になったものです。海外旅行大好きな私としてはすでに8か月の自粛は初めての事、早く再開してほしいのですが、世界中で観光旅行は空港閉鎖など制限が厳しく当分なんともならず、せめて紙上で旅行気分を共有させていただきたいと思います。

今回は私の気に入っているフィリピンのマッサージを2つご紹介します。

1つ目はマニラの空港そばにある ウエンシャ スパ(Wensha Spa) 。
マニラの国際空港(NAIA)からタクシーで10分ほどのマニラ市内パサイにある24時間営業しているスパで、サウナ(深夜は休止)と大浴場、食べ放題の食事(バイキングとしゃぶしゃぶどちらも食べれます)、マッサージがセットになっていて6時間までの滞在が可能なので、ホテルに入れない早朝の時間や帰路の空港出発前に利用できる便利な施設で料金は1時間のマッサージとセットで1,080ペソ(約2,300円)と手軽な料金で重宝しています。

ウエンシャ スパ
ウエンシャ スパ
ウエンシャ スパ

入口で料金を支払い男女別のロッカールームで着替えてプールのような浴場に浸かり(ぬるめです)サウナに入りシャワーブースを使い、希望すれば浴場横の個室でアカスリも出来ます(試したけれど男性スタッフは力ばかり強くあまり気持ちよくなかった。) そして中央の休憩室にはバイキングスタイルの食事は好きな時に食べられるように並べてありますし、スタッフに頼めばしゃぶしゃぶ用に簡易コンロとスープを用意してくれ具材はバイキングテーブルの脇からのセルフサービスです。ただし大きく張り紙があり「食べ残しの場合は追加料金をいただきます」とあるので少しずつ何回もお代わりをしながら食べましょう。 
風呂から上がってとりあえず1回目の食事をしてからセットのマッサージか足つぼの男性用受付にて申し込むと、施術は男女が選べて部屋に案内されます。ここで注意は冷房が効いているので浴場のタオルを1枚と時計を持参しておくことです。施術後にそのまま寝かせてくれるので深夜利用の時は助かります。 起きたら出発前にもう一度腹ごしらえ腹こしらえして受付で精算ですが、マッサージやアカスリのチップもここで支払います。
注意点は市内からちょっとはずれているので帰路タクシーがつかまりにくいですから、入口付近に居るガードマンにチップを渡してタクシーを呼ぶのが必要です。でも10分くらいは覚悟してください。

2つ目のおススメは現地のヘアーサロンで受けるホットオイル(HOTOIL)。
フィリピンのヘアーサロンは全てユニセックスで街中いたるところにあり、カットも安いし、マニキュア、ペデキュア、足の角質取りなどいろいろなサービスがあるので昼夜を問わず男女のお客でにぎわっています。 おすすめメニューなのが「ホットオイル」で、クリームを多めに髪にすりこみ入念にマッサージしてくれた後ラップで包みパーマ用のヒーターを頭にかぶせて蒸らしてから数十分待って洗い流してくれます。 洗髪だけでなく頭皮・髪のケア、ふけ予防も兼ねた心地よいメニューで、頭部マッサージ中は気持ちよくって寝てしまいそうです。

ホットオイル

ヘアーカットが100~150ペソ(約250~350円)、ホットオイルが250ペソ前後(約600円)そして忘れてはいけないチップは100~150ペソ(約250~350円)所要時間はカットとホットオイルで約1時間。マニキュア・ペディキュア(両方で300~400ペソ/700~900円)を同時に受ける客も多く、特に用事のない昼間の暑い時にサロンで冷房にあたりながらのんびり受けるのは珠玉の時間です。男性でも結構当たり前のように爪の手入れを兼ねて受けてますが仕上げは何も塗らないか、透明のマニュキュアで目立たないおしゃれを心がけます。(笑)

カラダリズム各店では海外のようなメニューはありませんがリラックスできる施術を提供していますので、近場のお店に気軽にお出かけください。