身体からのサイン? ~無性に食べたくなるもの~

身体に良い食べ物

みなさんはふとした瞬間に「甘いもの食べたい…」とか「しょっぱいもの食べたい」と思うことってありますか?
もしかしたらそれ、「栄養素が不足してますよー」という身体からのサインかもしれません。
今回は、そんなサインに気付いた時に身体はどんな状態なのかを見ていきましょう。

〇甘いものが食べたい…
無性に甘いものが食べたくなる時、そんな時に身体の中ではエネルギーの元になる三大栄養素(たんぱく質、炭水化物、脂質)のどれかが減少して、エネルギー不足になっているのかもしれません。
精製された砂糖は体内への消化吸収が早いため、素早くエネルギーを補給できるのだそうです。
また、甘いものを食べるとセロトニンという抗ストレスホルモンが分泌されるため、甘いものが欲しくなった時はイライラしてる時なのかもしれません。
イライラしたときは甘いもの食べて一息ついてみるのもよいでしょう。

〇しょっぱいものが食べたい…
しょっぱいものが食べたくなった時は、身体の中のミネラルが不足しているからかもしれません。
ミネラルと一言に言ってもナトリウムやカルシウム、鉄分などなど他にも種類が存在しています。
それらが不足すると体内の栄養バランスが崩れてしまうことになります。
ミネラルは体内では生成されないため、体外から摂らなければなりません。
よってしょっぱいものが食べたくなるのです。

〇すっぱいものが食べたい…
すっぱいものが食べたくなったら、それは身体が疲れてるサインかもしれません。
すっぱいものの多くに含まれているクエン酸には疲労回復を助ける効果があります。
意識的でも無意識的でもすっぱいものが食べたくなったら身体が疲れてるかもしれないので、すっぱいものだけでなくリラックスすることも心掛けてみてはいかがでしょうか?

〇辛いものが食べたい…
辛いものが食べたくなる時は、もしかしたらストレスがたまっているのかもしれません。
辛味のあるものを食べることで刺激を得られ、ストレスの発散ができることもあるようです。
また、辛い物を食べて汗をかくことで爽快感も感じられるようです。

〇苦いものを食べたい…
苦いものが食べたくなる時は、胃の消化吸収機能を高めたい時のようです。
食後にコーヒーが欲しくなることがある方は、身体が消化吸収機能を高めたいと思ってる証拠かもしれません。

〇薬も過ぎれば毒となる
最後に、『薬も過ぎれば毒となる』ということわざをご紹介します。
「身体に適量入れれば薬として良い効果を発揮しますが、度を越して入れたなら毒として体に害を為す」ということの例えを意味することわざです。
要するに「食べ過ぎ厳禁!!ほどほどがベスト!!」ということです。
ほどほどに摂取し、身体に害がないように心がけて、楽しい食事をしていきましょうね♪