健康はウォーキングから!
カラダリズム戸塚原宿店です。
いよいよ春本番の毎日、外に出るのが楽しい季節ですが健康に体を動かしたいと思っている方に最適なのがウォーキング。でもなぜ良いの? 1日の理想の歩数は? いまさら聞きずらいかもしれませんので、厚生労働省からも推奨されているウォーキングの基本情報を調べてみました。
健康はウォーキングから!
厚生労働省ホームページによると、身体活動量が多い者や、運動をよく行っている者は、総死亡、虚血性心疾患、高血圧、糖尿病、肥満、骨粗鬆症、結腸がんなどの罹患率や死亡率が低いこと、また、身体活動や運動が、メンタルヘルスや生活の質の改善に効果をもたらすことが認められていますし、更に高齢者においても歩行など日常生活における身体活動が、寝たきりや死亡を減少させる効果のあることが明らかなそうです。
そんな日常の身体を動かす方法の中で、スポーツ庁の平成29年度世論調査によると、「この1年間に行った運動・スポーツの種目」のトップは、全体の57%を占めたウォーキングだったそうです。
ウォーキングは、継続することで心肺機能を向上させ、血圧を安定させてくれます。有酸素運動なので、蓄えられている脂肪がエネルギーとして燃焼しやすく、血糖値や血中脂質の状態も改善すると考えられています。さらに、自律神経が整うため、認知症のリスクを低減し、抑うつ、敵意や混乱といったマイナス感情を低下させるという研究報告もありいいことばかりなのです。
歩数計を実際に使用している者は20歳以上の16.7%を占め、特に中高年者では3~4人に1人が使用しており(平成8年度健康づくりに関する意識調査)、歩数の目標値を設定して続ける人も多いようです。
しかし実際には1日何歩くらい歩けば良いのでしょうか?
身体活動量と死亡率などとの関連をみた疫学的研究の結果からは、「1日1万歩」の歩数を確保することが理想とされていますが、日本人の歩数の現状では、1日平均で、男性8,202歩、女性7,282歩であり、1日1万歩以上歩いている者は男性29.2%、女性21.8%になるそうです(平成9年度国民栄養調査)。
そこで国では最近10年間の歩数の増加傾向を考慮して、当面10年間の目標として、男女とも歩数の1,000歩増加を目指し、1日平均歩数を男性9,200歩、女性8,300歩程度を目標として掲げています。1,000歩は約10分の歩行で得られる歩数であり、距離としては600~700mに相当するわけで、1日1万歩以上歩く者は男性37%、女性30%になるとしています。
1日1万歩の根拠
海外の文献から週当たり2000kcal(1日当たり約300kcal)以上のエネルギー消費に相当する身体活動が推奨されています。歩行時のエネルギー消費量を求めるためのアメリカスポーツ医学協会が提示する式を用いて、体重60kgの者が、時速4km(分速70m)、歩幅70cm、で10分歩く(700m、1000歩)場合を計算すると、消費エネルギーは30kcalとなります。つまり1日当たり300kcalのエネルギー消費は、1万歩に相当するわけです。
ただ最近は、それぞれの健康状態に合わせること、翌日に疲労感を残さないことが重要視されてきました。つまり、50代以上になると、ひざや腰への負担も心配になるますが、ウォーキングはジョギングより関節への負担が少なく、骨に与える適度な刺激は、高齢者に多い骨粗しょう症の予防としても良いとされています。
無理をせず楽しみながら個々の目標を定めてウォーキングを楽しんで健康な生活を目指してください。 そして、疲れたと感じられたら癒しのリラクゼーションサロン「カラダリズム」各店においでいただくのをお待ちしています。
出典:厚生労働省ホームページ https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b2.html
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