こむら返り

 

夜寝ている時に、急に足がつって困った事はないでしょうか。
特に一番起きやすい箇所がふくらはぎで「こむら返り」と言われます。
ふくらはぎの筋肉がけいれんを起こし、強い痛みを感じてびっくりします。

原因は諸説ありますが、一番有力なのは、体液中の「電解質バランスの崩れ」です。
電解質とは、カルシウムやカリウム、マグネシウムなどのミネラルのことで、このバランスが崩れると、足がつる現象が起こると言われています。

そのほか、筋肉に疲労がたまったときもこむら返りが起きやすいと言われています。
季節に関して言えば、よく起きるのは夏です。

こむら返りは筋肉のけいれんですが、筋肉の量は特に関係なく、筋肉質の人が起こしやすい・起こしにくいということはありません。
柔軟性があるかどうかも、ほとんど関係なく、男女差も特にありません。

また、筋肉が収縮して痛みが出るので、これを治すには、けいれんしている場所をよく伸ばすのが一番です。
ふくらはぎが痛ければつま先を自分の方に引っ張るなどしてアキレス腱を伸ばし、スネが痛いなら足首から足の甲、つま先にかけて、反らすように伸ばしましょう。

普段から適度な水分補給によって脱水を避け、適度な運動を毎日続けることが大切です。
血流が良くなれば電解質バランスも整うので、入浴時はお湯につかって体を温めるのもいいです。

重度のお疲れ筋肉はカラダリズムでマッサージをしますので、ぜひお越し下さい。

しかし、下肢静脈瘤や肝臓病などの病気が原因で発生している場合もあります。
ほぼ毎日など頻度が高い場合は、医師に相談してくださいね。