ふくらはぎを押すと痛く感じる その3

6月に入り7日程遅い梅雨入り宣言が14日に発表されましたが、もう、気分は真夏なみ…。
4月、5月とお伝えしてきたふくらはぎの経絡ゾーン。残り2つのご紹介になります。
ご紹介の前に。下肢のラインをほぐしている時痛いと感じた事はないでしょうか?もしかして何処か悪いの?なんて思う時ってありますよね。一概には言えませんが3つ程理由があります。①老廃物や水分が溜まり浮腫んでいる。②臓器に不調を感じている。③筋肉に炎症がある。と言う事です。人間の身体にはエネルギーラインが12本程あり、不調を起こすと関連するエネルギーラインに痛みを感じます。因みにその内6本がふくらはぎのエネルギーラインになります。では、残り2つのご紹介。
⑤胆経ゾーン⇒耳や目、頭の状態にあらわれます。頭痛、低血圧、アレルギーなどのトラブルなどにも関係します。耳の側から始まり身体の側面を通り足の薬指に抜ける経路になります。セルフマッサージのやり方としては、ふくらはぎの膝の外側からくるぶしに向かって揉み、くるぶし前を押しながら揉みます。薬指を引っ張るように刺激をします。
⑥肝経ゾーン⇒目の疲れ、ストレス、月経トラブル、貧血、不眠、子宮、男性器の機能維持などにも密接に関係しています。イライラしたり、鬱傾向になりやすいなどの特徴があります。マッサージをすることで気持ちが和らいだりします。このゾーンを押して凹む場合は肝臓がお疲れ様でしょう。セルフマッサージのやり方としては、内くるぶしを始点とし膝の内側まで押して行きます。ふくらはぎを掴んでねじる。足の親指とひとさし指の間の骨の分かれ目(太衝といいます)にツボがあるので円を描くようにマッサージします(サムサークル)。
ふくらはぎの経絡6本のご紹介でした。
痛かったり、固かったりしたら、揉む方向に気を付けて、痛くない程度にご自身の足を労って上げるように優しく握る程度でマッサージをしてみてください。
本番の夏までにスッキリとした脚を目指しましょう