マインドフルネス②
こんにちは。
カラダリズム上大岡店です。
以前このブログで書いた「マインドフルネス」について、もう少し紹介したいと思います。iPhoneの標準アプリ「ヘルスケア」にはこう書いてあります。
マインドフルネスとは、過去でも未来でもなく今現在の時間に、活動的・開放的に注目する状態のことです。
この状態の時、自分の思考や感情を、良し悪しを判断することなく、遠くから客観視できます。マインドフルネスとは、人生を無為に過ごす代わりに、今この瞬間に生き、体験することに目覚めるということなのです。
元々は仏教の禅の教えに由来した思想ですが、近代になって宗教色が排除され、医療プログラム・ビジネススキル・自己啓発スキルとして広まっていきました。
脳科学や心理学の臨床研究によっても体や脳への有効性が立証され、以下の様な効果があると報告されています。
- ストレスの軽減
- 学習力/記憶能力/集中力の向上
- 免疫システムの機能向上
- 慢性疼痛の改善
- 不安障害/不眠症/恐怖症/摂食障害/依存症の症状改善
- うつ病の再発防止・軽度のうつ病の症状改善
- 感情コントロールの向上(共感力・おもいやり・適切な意思決定・幸福感など)
現在では、欧米の多くのトップ企業(Google、Apple、Facebook、IBMなど)か能力開発のために取り入れています。
大体、精神的ストレスの原因は「今ここで起きているわけではないこと」がほとんど。
過去の出来事を思い出したり未来に起こるかもしれない出来事を想像したりして、悲しみや不安・絶望・怒りなどを感じるのです。
だからこそ、毎日を幸せに生きていくためには、“今ここ”に意識を向けて、“今できる最善”のための行動をとることが大切です。
しかし、現代の生活において、「今この瞬間」に注意を留めるのはなかなか難しいことかもしれません。
いつも予定に追われ、先のことばかり考えている方は多いでしょう。
また、スマホなどのデジタルデバイスの存在も、自分自身に意識を向ける妨げになっていると思います。
そんな時代だからこそ、マインドフルネスの実践によるメンタルコントロールをオススメします。