寒暖差でこりやすい肩、首のケア
11月は一日の中での寒暖差が大きく、体がその温度変化に対応しようとして筋肉がこわばりやすくなる季節です。特に「肩や首」は、体温調整の影響を受けやすい部位。冷えた朝夕に筋肉が縮こまり、日中のデスクワークやスマホ操作で姿勢が崩れると、血流が滞って“こり”が強まりやすくなります。
⬛︎なぜ寒暖差で肩こりが起こるの?
寒さを感じると、体は熱を逃がさないように筋肉を緊張させます。
このとき「交感神経」が優位になり、血管が収縮。
その結果、血流が悪くなり、筋肉の中に老廃物がたまりやすくなります。
つまり、寒暖差 → 交感神経の緊張 → 血流の低下 → こり・痛み という流れが生まれるのです。
また、寒い時期ほど肩をすくめる姿勢が多くなるため、首から肩にかけての筋肉(僧帽筋や肩甲挙筋など)に常に負担がかかります。
⬛︎自分でできる簡単ケア
1.肩甲骨まわりを動かす
腕を大きく回したり、肩甲骨を寄せる運動をして血流を促します。
→ 1分でも行うと肩周辺がポカポカしてきます。
2.首のストレッチを軽く行う
耳を肩に近づけるように倒し、反対側もゆっくり。
呼吸を止めず、左右10秒ずつが目安です。
3.温めながらほぐす
蒸しタオルや入浴後のマッサージが効果的。
血流が良くなっているタイミングでほぐすと、筋肉の緊張が和らぎやすくなります。
⬛︎専門ケアもおすすめ
自分でケアしても改善しない場合は、筋肉の深層部までアプローチする施術が効果的です。
特に肩甲骨まわり・頸部の血流改善は、手技による刺激で副交感神経を優位にし、全身のリラックスにもつながります。
寒暖差によるこりを感じたら、早めにケアすることで慢性化を防ぐことができます。
11月の体は“寒さモード”への切り替え中。
「冷え」と「姿勢」が重なることで肩や首のこりを感じやすくなります。
日常の動き+温め+定期的なケアで、冬を快適に迎える準備をしましょう。

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