目が重い、、その眼精疲労と今日からできるセルフケア

長時間パソコンやスマートフォンを見続け、
目の奥がズーンと重く感じる…。
それは単なる「疲れ目」ではなく、「眼精疲労」かもしれません。
眼精疲労とは、目を休めても症状が改善せず、
頭痛や肩こり、吐き気などの全身症状まで伴う状態です。

辛い眼精疲労、主な原因は?

眼精疲労の最大の原因は、目の使いすぎです。

1. デジタル機器の長時間使用
パソコンやスマホの画面を凝視することで、
まばたきの回数が減り、目が乾燥しやすくなります(ドライアイ)。
また、近くを見続けることで、ピント調節を担う目の筋肉(毛様体筋)が
緊張しっぱなしになります。

2. 合わないメガネ・コンタクト
度数が強すぎたり弱すぎたりすると、常に目に負担がかかり続けます。

3. 環境要因
暗すぎる・明るすぎる照明、画面への光の反射、
エアコンによる室内の乾燥なども原因となります。

4. 全身的な要因
睡眠不足やストレス、過労なども目の疲れを悪化させます。

いますぐ試したい!簡単セルフケア

眼精疲労を和らげ、予防するために、
日々の生活で以下のセルフケアを取り入れましょう。

1. 目を温める
蒸しタオルやホットアイマスクで目の周りを温めると、
が促進され、目の筋肉の緊張が和らぎます。
2. 意識的な休憩と体操
パソコン作業などでは1時間ごとに10~15分の休憩を。
休憩中は遠くの景色をぼんやり眺めたり、
眼球を上下左右に動かすストレッチをしたりして、
目の筋肉をほぐしましょう。
3. まばたきを意識する
集中するとまばたきの回数が無意識に減ります。
意識的にしっかりとまばたきをして、目の乾燥を防ぎましょう。
4. 作業環境を見直す
モニターと顔の距離を40〜70cm程度に保ち、
画面の明るさを調整しましょう。適切な姿勢も大切です。
5. 栄養補給
目の神経や筋肉の働きを助けるビタミンB群や、
血行を良くするビタミンEを積極的に摂りましょう。

これらのセルフケアで改善しない場合や、
症状が重い場合は、眼科を受診しましょう。

目をいたわる習慣で、快適な毎日を!