夏バテを防ぐケアとは?

▶︎ 夏バテの正体とは?

夏バテとは、暑さによる「自律神経の乱れ」が原因で起こる体調不良の総称です。具体的には、以下のような症状が出ることがあります
•倦怠感や疲れやすさ
•食欲不振
•胃腸の不調(下痢・便秘・膨満感など)
•睡眠の質の低下
•めまいや立ちくらみ

このような不調は、冷房と外気温の差、寝苦しい夜、冷たいものの摂りすぎなど、夏ならではの環境が自律神経を刺激して起こります。

▶︎ 自律神経を整える3つの習慣

1. 「朝の太陽光」で体内時計リセット
起床後30分以内に朝日を浴びることで、自律神経が交感神経優位に切り替わり、体が自然に活動モードへ。夏は早朝に5〜10分でもOK。

2. 「ぬるめのお風呂」でリカバリー
38〜40℃のお湯に10分ほど浸かると、副交感神経が優位になり、心と体がリラックス状態に。エアコンで冷えた体にもおすすめ。

3. 「冷たいものを摂るタイミング」に注意
胃腸の負担を減らすには、冷たい飲食物は朝ではなく、昼〜夕方に。朝はなるべく温かい白湯や味噌汁を取り入れて。

▶︎ 栄養面の夏バテ対策
•ビタミンB1(豚肉、枝豆、玄米)
→エネルギー代謝をサポート
•クエン酸(梅干し、レモン、酢)
→疲労回復に効果的
•カリウム(きゅうり、スイカ、トマト)
→体内の水分バランス調整に有効

食欲が落ちていても、味噌汁や雑炊、冷や汁など「食べやすくて栄養のある一品」を意識して摂りましょう。

▶︎ おすすめセルフケア:耳のマッサージ

耳まわりには自律神経を整える反射点が集中しています。
1日2〜3回、耳を軽く引っ張ったり、前後にぐるぐる回すだけでも血流が促進され、自律神経のバランスが整いやすくなります。

8月は「なんとなく不調」が続きやすい時期。少しずつでも毎日の習慣を整えることで、秋に疲れを持ち越さない体づくりができます。

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