2021年7月10日 カラダリズム いずみ中央店 筋肉が固くなる原因 日々運動やストレッチをしていると、自分の身体の硬さが分かってきます。筋肉が硬くなる原因には、それぞれ違いがありますざっくり分類します。①使い過ぎて硬くなる②使わな過ぎて硬くなる③外傷や炎症により、硬くなっている筋肉④長期的に使わずにいて、萎縮してしまった筋肉 ①の使いすぎ筋肉は、運動によって疲労が溜まった状態です。 筋肉の質としては表面は、柔らかいものの芯には硬さがあり、イメージ的には『ゴムまり』のような状態。②の使わなすぎ筋肉は、逆に、運動不足によって循環が悪くなり、縮こまってしまっている状態、表面から硬くなり、全然動きのない『鉄板』のようなイメージです。 ③は、外傷など他の要素から筋緊張を起こし、筋肉が硬くなっています。さらに腫れなどが出ている事もあり、『表面の水由来の柔らかさとその下のこわばった硬さ』が特徴的です。 ④は、主に高齢者などで見られる所見です。硬さとしては、『細くて脆い棒』のような感じでしょうか。②との違いは、その硬さに対して刺激を加えた時の反応が鈍いという点ですね。この、刺激に対しての反応の違いは、ある意味その人の身体を把握する指標になります。 同じ腰痛でも、デスクワークで座りっぱなしの運動不足由来のものか、逆に運動やトレーニングのしすぎによるものなのか、その違いは筋肉の硬さにも現れます。マッサージでもストレッチでも、たいていは①の方が早く良い反応が出ます。②はそれよりやや時間がかかり、④はさらに反応が鈍いです。③は気を付けないと悪化します。 このように、普段あまり意識しない「筋肉の硬さ」ですが、その実いくつかの種類に分かれており、どういう経過を経てその硬さになったのかを、おおまかに物語ります。 人間は個人差が多くその身体も決して教科書的には語れないのですが、それでも状態を通して語りかけてくる身体の声に、意識を傾けてみましょう。 正しいケアもしやすくなりますよ♪ FacebookXHatenaPocketCopy