セロトニンの話

朝起きて、太陽の光を浴びると気持ちよくすっきりと目が覚めます。
太陽の光と睡眠や目覚めには、深い関わりがあります

太陽の光を浴びることで、睡眠を促すメラトニンの分泌がストップし、脳の覚醒を促すホルモンであるセロトニンの分泌が活発になります。

また、セロトニンは心と体のバランスをコントロールする役割を持ちます。セロトニンが不足すると、感情や考えホルモンバランスが崩れる場合や、更年期障害、人と向き合う仕事の方、室内での仕事が多い方の中には、ミネラル・セロトニン不足が原因で体調を崩してしまう方が多いようです。感情のコントロールが効きにくくなり、情緒・気分が不安定になったり、うつ病の原因になると考えられています。

人の体を動かすのにエネルギーが必要なのと同じように、人に共感したり、感じたりなど心の活動にもエネルギーが必要です。

現代は情報社会であり、その情報量の多さで、私たちの脳は疲れてしまっているのかもしれません。

それだけに、脳をリラックスさせることが重要になります。

大切なのは、そのコントロールを意識できる、規則正しい生活のリズムにあるのかもしれません。自分でスイッチの切り替えが出来ないと、夜になっても眠れなかったり、日常で緊張が消えなかったりすることがあるようです。

[セロトニンを増やすには]

① 起きたらすぐに太陽の光を浴びる。
② 深呼吸をする。
③ 一定のリズムの運動をする。
④ 食べ物をよく噛む
⑤ 休息の時間をとる。
⑥ 泣く(号泣する)。
感動する映画や泣ける映画を観たり、本などを読んで泣くとスッキリ!

以上、セロトニンのお話でした。