ホメオスタシス

恒常性(こうじょうせい)ないしはホメオスタシス(英:homeostasis)とは、生物において、その内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする傾向のことである。
私達がより長く生きられるように、体が環境の変化を受けても、常に「安定的な状態」を維持しようと働いてくれていること、だそうです。

暑くなったら汗をかいて体を冷やしたり寒くなったら体を震わせ筋肉を動かして熱を出したりと、このホメオスタシスのおかけで我々はバランスの取れた状態をキープしてるんですね。本当に自分で自分を褒めオスタシス、です。

最近は昼夜、寒暖の差が大きくてとにかく体がダルくなったりしますね。実はこのダルさ、体は体温を一定に保とうと頑張り、自律神経の働きが必要以上に活発になります。その結果、過剰にエネルギーを消費することになり、体に疲労が蓄積してしまうのです。
つまりは、何気なく過ごしていてもこのホメオスタシスの働きによって体は一定の安定性を保ち、頑張ってくれてるのですね。ありがたい話です。温度差のある場所への移動の際なども体温調節に気を配りたいものです。
我々は外部環境の変化、運動による身体的変化、食物の影響などに応じて、体温、心拍数、血液量、血糖値、血液酸性度など、さまざまな「生理的状態」を生存に適した「一定範囲内」に保っています。
また、転んで擦りむいた後、何もしなくても傷口がふさがるのも、風邪にかかった時、自然と発熱してウィルスを体から排除するのも、すべてホメオスタシスのおかげと言えます。

ホメオスタシスは「生命の維持」に不可欠な性質であり「健康」を維持する上で非常に重要な役割を果たしているといえます。
体って愛おしいですね。大切にしたいものです。