腰痛に見舞われたら「余計な事はせず安静に」

いままで腰痛とは無縁だったのに突然「ぎっくり腰」に!腰痛は突然襲ってくる厄介なトラブルです。腰痛の厄介なところは、年齢とは関係なく発症するという点です。そして、対処を誤れば、症状は長引くどころか慢性化してしまいことも……。そこでここでは、突然の腰痛に見舞われたときの対処法を解説していきましょう。

腰痛の対処法の基本は、発症直後はとにかく安静にすることです。痛いところをなるべく刺激しないように、静かにしていることを最優先にしてください。お風呂に長めに入ってみたり、ストレッチをして動かしたり、マッサージをしたりと、余計な手をかけるとかえって痛みが強くなることがあるので注意しましょう。

コルセットがあれば装着する、湿布をする、さらに念を入れるなら、痛み止めの薬を飲むといった対策を講じましょう。

ほとんどの腰痛は、最重症例を除けば安静にしていれば痛みはほとんど感じないはずです。「じっとしているだけでも痛い」というのは、整形外科以外の内臓の病気で、激痛の場合には、専門医療機関を受診して、早急な検査と治療が必要です。

⚫︎腰が痛くなったときの対処法
①1~3日は安静にする
②コルセットを着用する
③手持ちの痛み止めや頭痛薬を内服する
④ラクな姿勢をとる
⑤湿布をする
⑥無理な負担を減らす

⚫︎腰痛に鍼灸、徒手療法、マッサージは効果的?

腰痛が発生したとき、鍼灸、徒手療法(整体など)、マッサージなどに行ったことがある人も多いのではないでしょうか?ただし、効果があったという人や、まったく効果がなかったという人と、その効果の感じ方には個人差が大きいようです。国内や海外の文献を見ても、それらに効果があるとするもの、ないとするもの、さまざまなのです。そのため、治療をするというよりは、リラクゼーションとして施術を受けるという考え方を持ったほうが賢明かもしれません。

注意してほしいのは、安静にしていても痛みがある場合、発熱を伴う場合、下肢に力が入らないなどの麻痺を伴う場合です。そういった場合は、整形外科を受診することをおすすめします。早急に診断を受けないと永遠に麻痺が残ったり、最悪の場合は、生命の危険に陥るような事態にもなりかねないからです。

⚫︎体幹まわりを鍛えて腰痛を自力で治そう

突然の腰痛に見舞われないためには、運動習慣をつけて筋力を維持することに尽きます。とくに、体幹まわり(おなか、腰、お尻まわりの深層筋)を鍛えることが効果的です。体幹の筋肉は天然のコルセットのような働きをするため、腰の動きが安定して、腰への負担を減らすことができるからです。ここからご紹介するエクササイズは、体幹を鍛え、腰の安定性を高めることを目的としています。定期的に、継続的に行うことで、ぎっくり腰などの不意の腰痛に襲われるリスクを減らすことができるはずです。

⚫︎カラダリズムでリフレッシュ!

疲れが溜まってきたら肉体的にも精神的にもリラックスして体を休めることが大切です。

そんな時、是非、カラダリズムをご利用ください。ココロもカラダもリフレッシュ!