梅雨を愉しむ

 

関東地方も梅雨入りになりますね。
四季の美しい国に生まれた恩恵、梅雨の季節を愉しみたいものです。

 そもそもどうして梅雨があるのでしょうか。日本には梅雨がありますが北海道にはありませんね。それは梅雨前線が東北地方に停滞するからです。
 6月頃には南からの空気の力が強くなり、北からくる空気の力が弱まって消えてしまいます。梅雨前線とは北からの冷たく湿った空気と南からの暖かく湿った空気がぶつかる境目の事です。

 ぶつかる事で軽い暖かい空気が上昇し、含まれていた水蒸気が上空で冷えて雲になり、大きくなると雨として降り注ぎます。同じ力でぶつかるため動きが遅くなり、長い期間雨が降る事になります。

梅雨を愉しむ?
 静かな雨降りは読書に最適。長編小説やシリーズ物に挑戦するのはいかがでしょうか。

 室内でヨガや瞑想をして心身共にリフレッシュもいいですね。(セルフマッサージやストレッチも♪)

 地域の歴史や古地図の調査。先人たちを身近に感じる時間はかえって新鮮では。

 青梅や赤ジソの季節です。美味しくて疲労回復、梅シロップをしこんでおくと真夏が楽しみになりますね。

梅雨を乗り切るおすすめ食材
 オクラ トマト とうもろこし らっきょう さくらんぼ 新生姜 アジ イワシ などなど
 上手に取り入れて旬を楽しみたいですね!

なぜ水無月と?
 雨が多い6月をどうして水の無い月と呼ぶのでしょうか?
 一説では…
古語で「無」現代の連帯助詞にあたる「の」という意味になり、体言(名詞)と体言を結びます。この事から水無月は「水の月」という美しい言葉になった…
 むかしむかしの人は、農業に必要な6月に美しい意味を持たせて大切にしていたのではないでしょうか。