2020年9月5日 カラダに深イイ話 クーラー病 クーラー病(冷房病)ってあるのご存知ですか?✤私たちの体は、夏になると体内での発熱を抑制し、さらに熱を逃がしやすい体質に変化します。毛細血管を広げ放熱しやすくし、汗をかいて体温を下げようとします。しかし、その夏の体質のため冷房の効いた室内にいても血管が縮みにくいため、体内の熱が逃げ過ぎて『冷え』たり、外出先との激しい温度差によって自律神経のバランスが崩れてしまいます。自律神経は体温調節や発汗などのコントロールをしているので、バランスが崩れると『冷え』に対して抵抗力が弱くなってしまいます。足腰の冷え、だるさ、肩こり、頭痛、食欲不振、神経痛、不眠など…『冷え』によって起こる様々な症状がクーラー病(冷房病)と言われるものです。そこで対策ですが…クーラー設定温度は「クーラーが効いた室内と屋外の温度差は5℃以内であることが理想的」と言われています。それ以上の温度差は身体を疲労させます。「27℃~28℃」くらいに設定するのがよいでしょう。また女性は男性に比べて発熱源である筋肉の量が少ないので冷えやすいといえます。冷え性に悩んでる方は腹巻をすると効果的です。腹部で温められた血液が抹消まで行き渡り手足の冷えを改善してくれます。もうしばらく残暑が続きますが…クーラーと上手にお付き合いをして健康に過ごしましょう♬ FacebookXHatenaPocketCopy